透花糍(トウファツー)― 唐代の権力者が祖先に供えた米菓、今も受け継がれる習慣
唐の時代、楊貴妃が玄宗皇帝の寵愛を受けるようになると、楊貴妃の従姉妹の一人で、三番目の姉妹にあたる女性が「虢国夫人」となりました。贅沢な暮らしを送り、従兄の楊国忠と密通していたとも、玄宗皇帝の愛人だったとも伝えられています。さらに賄賂を受け取るなどして、朝廷内でも大きな影響力を持っていたとされる人物です。
そんな虢国夫人に仕えていた料理人の鄧連が、ある日、朝廷から献上された「呉興米」を使って作ったのが「透花糍」です。さらに、風味に特徴のある「白馬豆」は皮を取り除いて「霊沙臛」に仕立て、透花糍とともに虢国夫人が「翠鴛堂」で祖先に供えたと伝えられています。
材料
もち米、小豆
作り方
- もち米を水に浸してから細かく砕き、ひとまとめにします。
- 生地を少量取り分けて茹で、火が通ったら全体に戻して、もう一度よくこねます🍵
- あんこを包みます。
- 型で花模様をつけ、蒸し上げます🎋
